多島海を満喫!瀬戸内サバニツアー

サバニツアーのメインとなるフィールドは平生湾です。

室津半島を背後に構え、長島・佐合島・馬島に囲まれた穏やかな海域です。島しょ部に渡ると自然海岸線が古代のままの姿を残し、山からの溢れ出す栄養塩たっぷりの水の恵みで、浅瀬には海藻が繁茂し、魚たちも驚くほど泳いでいます。

遠くに霞む九州と四国に挟まれた豊後水道から流れ込む外洋の海水がここが瀬戸内海と思えないような透明度の高い海を生み出しています。風が吹けば帆走で、穏やかならば漕ぎで、コンディションに応じてその日の行き先が決まります。

休憩は白砂の浜に上陸して、または静かな入り江にアンカーを下してティータイム。サバニに乗らなければ見れない景色・上陸できない浜・経験できない浮遊感、そんな非日常の時間を過ごし先人の知恵に想いを馳せ、未来の海を夢想する日にしてみませんか?

サバニとは?

南西諸島でかつて漁船として活躍した帆漕木造カヌー「サバニ」。

サバ(鮫)を獲っていたフニ(舟)ということで古からこう呼ばれてきました。FRP(強化プラスチック)やエンジンの出現により、近年その文化は失われつつありましたが、最近は海洋スポーツやレジャーとして沖縄でも静かなブームを呼び起こしています。

当店のサバニ「海土丸」は、石垣島のからサバニ大工・吉田友厚氏を迎え、途絶えかけた造船技術や操船技術を後世に残すことを目的に、ここ山口県で建造されました。

おそらく沖縄以外でのサバニ造船は初めての出来事だと思われます。南の海で培われた機能美に優れたフォルムからなる帆走性能は、瀬戸内の海でもその能力を十二分に発揮します。風が吹けば翼のような白い帆をあげ、風が落ちればエーク(パドル)で漕ぐ。多島海の島々を縦横無尽に進むサバニはとても美しく優美な姿です。鉄の釘やボルトは一切使用せず、木という自然素材のみで作られたサバニは波に絡みつくように柔らかく、乗り手は海と一体化し、まるで海洋生物になったかの感覚で海を往きます。

地球環境保護という人類の喫緊の課題が叫ばれる世の中で、木造船に乗り海を往くことは、古くて新しい未来の姿を示しているのかもしれません。

ツアーの流れ

半日ツアー午前 

9:00ダイドックベースに集合・受付

9:15着替え・レクチャー

9:30海に漕ぎ出して目的地へ

10:30休憩・ティータイム

12:00ツアー終了・解散 

半日ツアー午後 

13:00ダイドックベースに集合・受付

13:15着替え・レクチャー

13:30海に漕ぎ出して目的地へ

14:30休憩・ティータイム

16:00ツアー終了・解散

一日ツアー

9:00  ダイドックベースに集合・受付

9:15~ 着替え・レクチャー。

9:30~ 海に漕ぎ出して目的地へ。

12:00~ 無人島や美しい浜に上陸。ランチタイム。浜での昼寝やスノーケリングなど自由にお過ごしください。

13:30~ アイランドホッピング(島めぐり)

14:30~ 休憩

16:00  ツアー終了・解散

ツアー料金/開催条件

半日7700円(税込)ワンデイ11000円(税込)ランチ(ワンデイのみ)1500円(税込)

半日3時間

一日7時間

半日午前 9:00~12:00 
半日午後 13:00~16:00 
1日 9:00~16:00

【持ち物について】
濡れても良い恰好(水着やラッシュガード)
マリンブーツもしくは踵の固定できる脱げにくいサンダル(クロックス等)
着替え
帽子
タオル
サングラス
飲み物(500~1リットル程度,日焼け止め,雨具(セパレートタイプ) 等となります。

※サングラスや日焼け止めは任意となります。サンダルや雨具等につきましてはレンタルもございますが数やサイズに限りがありますのでできるだけご自身でご用意ください。夏季で天気の良い日は雨具も必要ありません。

※スマホやデジカメを持参されて海上で撮影される場合は落下防止の為の防水ケースを用意されて使用されることをお勧め致します。尚、基本的に海上での写真はガイドが撮影し後日データを無料で送付させていただきます。(海況によっては撮影できない可能性もありますことご了承ください)着替えや濡れては困るものを収納できる防水バックも無料レンタル致します。貴重品などもお預かりできる体制もございます。

お客様都合のキャンセルについては、当日100%、前日50%、3日前30%をいただいております。

予約/お問い合わせについて

スケジュール表を確認の上、希望日をご連絡ください。